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【読書感想】いつも夢中になったり飽きてしまったり

どうも、町野です。

以下、読書感想文です↓
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しばらく前に購入したのですが、
ここ最近読書といったら映画雑誌ばかり読んでいたので
進んでいませんでした。

あと、評論を読むのが正直辛かったです(笑)

この本を読み終えて私がいかに小説ばかり読んできたのか痛感しました。

この本は1976年に発売された植草甚一の著書です。

私が植草甚一の存在を知ったのはテレビ番組の
『戦後日本サブカルチャー史』です。

この番組は宮沢章夫が講師で”サブカルチャーとは?”について
歴史を遡りながら講義する内容です。

書籍化もしておりサブカルが好きな人は絶対に面白いので是非読んでみてください。

(ちなみに、『サブカルチャー』と『サブカル』は異なるそうです。)

あと、植草甚一の逸話で一番有名なのが、
ジャズレコードのコレクターで大量のレコードを所有していたのですが、
植草甚一がなくなった際にそのすべてをタモリが買い取ったそうです。

さて、この本の更正はザックリ大きく分けて、

ミステリや古本についての評論

ジャズについての評論

映画についての評論


といった内容です。

『評論』と、書きましたが正確には感想といったような内容でした。

しかし読んでいて面白かった点としましては
ジャズについて書いている箇所です。

「チック・コリア君、きみは文学少年みたいだねぇ、中々いいよ、とつぶやきたくなった」

「最近の若い白人ピアニストは、フロイトやユングを読んで深層心理へと
表現の世界をもとめていう傾向にあるが、聞いている方では文学少年を感じることになる。
そういったレコードがこのレコードだ」

とチック・コリアを聞いた感想として述べられていて少し笑ってしまいました。

私はジャズに関してはかなりにわかで全く詳しくないのですが、
私が高校生の時に初めて聞いたジャズのアルバムがチック・コリアのものでした。

高校の友人に借りて聞いたのですが、とても耳が気持ちよく聞けた以上の
感想は特に私からは出てこないのですが、人生の中でも5本の指に入るくらい繰り返しきいています。

が、この感想にはピンときませんでした。

私は音楽の専門的な知識が全くないせいで、
音楽を聴いてイイ!って思ったときにどのように他と違くてイイのか
説明することができないのだということを改めて感じました。

しかし、かなり有名だけどあまり聞いてこなかった、
オーネット・コールマンやエリック・ドルフィーなど、
Spotifyで探して聞くきっかけになったので読んでよかったです。

映画に関してはフランス映画の話ばかりで中々ノって読めなかったです。

ただし、プレミンジャーのインタビュー記事のコピーが載っており、
「『バニーレイクは行方不明』を映画したい」というような内容でした。

見たいとずっと前に思ったことをすっかり忘れていたのを思い出しました。

この映画は、娘を連れた母が引っ越してきて間もないころ、
娘を幼稚園に迎えに行くと「そんな子はいない」と言われます。

そんなはずはないと抗議するも、名簿からは消えており、
家に戻っても娘の所持品が全くないのです。

そこから警察へ行くのですが妄想なのではないかと疑われます。

翌々調べると、娘の名前であるバニーレイクは、
母が小さいころのイマジナリーフレンドの名前だったことがわかるのです。

といったようなあらすじの作品ですが、
自分で書いていてもすごい面白そうな映画ですので今度借りてみようと思います。

ちなみにイマジナリーフレンドっていうのは
架空の友達のことで、映画『シャイニング』の子供が人差し指に話しかけているアレです。

兎に角、私は小説以外の本を読むのが苦手だということが良くわかりました。

以上。
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【メルマガ】神様メール

どうも、先週の金曜日と土曜日は体調を崩しておりました。町野です。

皆様大変ご迷惑をおかけいたしました。

実家に住んでいたころは一晩寝ればまあまあ治ったのですが、
ずるずると微妙に体調が悪い連休を過ごしました。

連休明け治ってよかったです。栄養と防寒大事ですね。

以下、メルマガのコピペ↓
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今回は2015年公開のジャコ・ヴァン・ドルマル監督のベルギー映画『神様メール』です。

概要とか改めて調べようと思ったところ、
wikipediaのページなく非常に困りました(笑)

この映画の主人公は髭面の汚いおじさんで、
常にビールを飲みながらジャンクフードを食べてパソコンをいじり、
退屈になると奥さんを怒鳴り散らすような人です。

そのおじさんには10歳くらいの可愛い娘がいまして、
その娘がとても賢いのですが、日ごろおじさんにDVされています。

ある日、そんな父親に腹が立った娘はパソコンにいたずらをするのですが、
それが大変なことになるのです。

そのろくでもないおじさんは実は神様だったのです。

なので日ごろおじさんは退屈しのぎにパソコンをいじって
人類に嫌がらせをしているわけです。
(災害を起こしたり、人を転ばせたり、大から小まで色々)

娘がいたずらでやってしまった事が、
全人類に余命をメールで送ってしまったのです。


ここまでのあらすじで書いていて(カンニングしつつ)、
そういえばそうだったなあと思いながら観たくなってきました。

公開してすぐ見たので4年前に観たのですが、
すごく面白かったこと以外はあんまり覚えていませんでした。

そしてそのあと娘は人間界に逃げて、おじさんはそれを追いかけます。
そこで兄が登場し兄は「使途を18人さがしている」というようなことを言います。

そう、兄はイエス・キリストなのです。

聖書では12人しか集まらないけど本当は18人なんだ、
何故なら野球ができるだろ?と、言ったそうです(覚えていませんでした。)

そこから使途を探すのがこの物語の本筋です(多分)。

そもそも神様って尊いの?って話にもなってたはずです。

この映画の神様はクソジジィなわけですが、
日本神話では天照大御神っていう女性の神様だったりします。

神話によっては怒って災害を起こしたりとか
空飛ぶスパゲッティモンスターが人間を創造したとか言われているわけです。

皆が思い思いに神様ってものを想像したりしなかったりするのですが、
例えば、このおじさんが神だったらっていうお話です。

ベルギーの映画ということもあり、
日本ではあまり宣伝もされていなく、
普段から映画をチェックしていないと中々観るきっかけがないかもしれないと思いご紹介いたしました。

レンタルビデオ店にどのくらい置いているかは不明ですが、
最近の映画ですし多分あるんじゃないかなあと思います。


以上。

【メルマガ】カッコーの巣の上で

どうも、タランティーノの新作、ワンスアポンアタイムインハリウッドを観てきました。

チャールズ・マンソンについてとシャロンテート事件についてとコルブッチとかのマカロニウエスタンについて
背景を理解していないと割と退屈かもしれない内容だったためメルマガでは紹介しませんが、
殺人鬼とマカロニウエスタンとタランティーノが好きであればおすすめです。

タランティーノがインタビューで「60年代後半のハリウッドを3日間だけ見てもらうような作品で、
プロットにはそこまでこっていない」と言っていました。



以下メルマガのコピペ↓
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今回は1975年公開のアメリカ映画、ミロス・フォアマン監督の『カッコーの巣の上で』です。

『フォレストガンプ』とか『ショーシャンクの空に』とかに並んで
いわゆる”名作”として取り上げられることの多い作品です。

最近、たまたま友達の家で観ました。
最初に観たのはおそらく高校生の時でその時も友達と一緒に観たと思います。

ミロス・フォアマン監督は他にも『アマデウス』とか『ラリー・フリント』など
かなりいい映画を撮っています。

主演はみんな大好きジャック・ニコルソンです。
『シャイニング』とか『イージーライダー』とか出てるあのジャック・ニコルソンです。


あらすじは、
主人公であるマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)が刑務所から精神病院に異動されるところから始まります。
(恐らく刑務所が嫌で病を偽って異動してきます。)

そこには物凄く嫌味な看護婦長がおり、患者たちはその婦長の言いなりになっています。

自由奔放なマクマーフィーは刑務所から出られたということもあり、
入院している患者たちを誘いバスケをしたり、
処方された薬を飲まなかったり、
支給されるタバコを賭けたブラックジャックのディーラーをしたりします。

徐々に婦長と対立しマクマーフィーは脱走を試みるお話です。

映画の途中でこの病院にいる患者たちは、
異常が故に収容されているのではなく、自分の意志でそこにいるということを知り、
マクマーフィーは驚きます。

ここにいる患者は外の世界に出て自立するよりも病院の中で
文句を言いながら従って生きる方が楽だと判断しているためです。

しかし、マクマーフィーと生活していく中で患者の気持ちは徐々に変わっていきます。

クリスマスの夜にマクマーフィーは女友達2人を病院に連れ込み、
乱痴気騒ぎを起こします。

そんな中一人の女と患者のビリーがイイ感じになったりしつつ
全員泥酔しそのまま寝込んでしまいます。

翌朝婦長の大目玉をくらい、
このことを母親に言いつけると言われたビリーは
ショックのあまり自殺してしまいます。

それを見たマクマーフィーは怒り、婦長の首を絞め殺そうとするも、
羽交い締めに合い、ショック療法により寝たきりの状態にされてしまうのです。

患者のネイティブアメリカンであるチーフは、
マクマーフィーの姿をみてマクマーフィーを絞め殺し、
かつてマクマーフィーは「これを持ち上げたものは奇蹟を起こす」といった
水道代で窓を破り脱走するのです。

と、ほぼ完ぺきにネタバレしてしまいましたが古い映画なので良しとします。

この映画の良いところは自由を主張するマクマーフィーの当然の姿をみて、
患者たちの気持ちが変わるところです。

決して嫌味な婦長が行う治療では患者の容態はよくなりません。

患者だろうが犯罪者だろうが人を人として扱うという真っ当な考えが婦長にはないのです。

人は皆いくつかのコミュニティに属していて、
そこでの雰囲気次第で結論を出し限られた範囲内でしか考えられなくなってしまう生き物なんだと思います。

そこに外部からクレイジーなマクマーフィーは風穴を開けるのが魅力なのかなあと思います。

以上。