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『クワイエット・プレイス』感想

どうも、ウォーキングデッドシーズン8を観るのが何よりも過酷な町野です。

まあ、見るんですけどね。
シーズン8は展開がとにかく遅くどうでもいいことに悩んでいるシーンが非常に多いです。
全然話が進みません。シーズン4くらいまでのドンドン進んではドンドン死んでいくような
スリリングさが楽しかったです。

シーズン9も公開されていますが私が加入しているサービスではまだ見ることができませんので
ゆっくり見ていこうかと思っております。

今月から書籍代を出していただけるようになり、
早速二冊目を購入いたしました。

現代語訳版の『論語と算盤(ちくま新書)』です。

それについての書評は近々書こうと思います。

さて、先日久しぶりに映画館へ行き、『クワイエット・プレイス』という映画を観ました。

予告編↓


監督、脚本、主演はジョン・クラシンスキー(共同で他にもいたはずですが)です。
オーソン・ウェルズやウディ・アレン顔負けですね。

舞台は2020年アメリカ

隕石が墜落し、そこに付着していた宇宙生物が地球人を食べつくす!
っといった内容です。

ここまでだとB級感満載の設定ですがそうではありません。
(ただそれが理由でメルマガで配信するのは敬遠いたしました。)

この映画の一番の特徴は『音を出してはならない』という点です。

映画の設定としましては、その宇宙生物は巨大カマキリのようなビジュアルで、
目は見えないんですが、物音に敏感に反応し、どこからともなく現れ襲い掛かってくるのです。

なので映画は基本的に音のない世界で会話もひそひそ話が大半です。

勝手な想像ですが、この映画を見ている観客はポップコーンを食べるタイミングするら気を配る必要があります。
映画があまりにも静かなので少しでも物音がすると目立ってしまうのです。

そういったTPOをわきまえず黙って映画を観ないやつらはフ××クオフだ!
と、いうメッセージもあるような気もして面白かったです。


映画を見ていて何度も驚いてビクッ!っとなってしまうシーンが沢山あり、
この映画はお化け屋敷的な「わかっていても驚いてしまう」といった楽しみがありました。

ただ、腑に落ちない点も多々ありました。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
「その手段は得策には思えないぞ!何故!?」とか「あの音はダメなのにこの音はいいのか!?」とか
突っ込みたくなる気持ちもありました。

しかし、あまり考えずに体感的に楽しめる映画ですので頭空っぽで何か面白い映画を観たいという方にはお勧めです。
(映画館で見ないと面白さは半減するほどストーリー性は薄めです)

以上。
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「Life is a cabaret!」

キャバレー

メルマガ転用↓

今回から私が弊メールマガジンで記事を担当することになりました町野です。よろしくお願い致します。
基本的には私の好きな映画で知った事や学んだことを書いていきます。
完全に個人的な感想であり、批評、評論ではございませんので映画についての間違った知識があれば
ご了承ください。

まず『キャバレー』は1972年にアメリカで製作されたミュージカル映画です。

アカデミー賞は8部門受賞しております。

舞台はナチスが台頭してきたヴァイマル共和政時代のベルリンです。

ヒトラーと言う人は有名なのでご存知の方も多いと思いますが、
文化とか芸能というものがよくわからない感受性の乏しい人だったため、
この時代ではキャバレーなどは言語道断でした。

しかし、このころはナチスの権力がキャバレー”キットカットクラブ”にはそれほど及んではいませんでしたが、
徐世にその暴力的支配が押し寄せてくるのです。


ここまでが背景で、内容についても触れていきます。

スターに憧れるアメリカ人の娘サリー・ボウルズはキャバレー、
キットカットクラブで働く歌手です。

このサリーの恋模様が主な本筋となります。

恋とスターになるという目標とのバランスを取る様子は、
『吉原炎上(公開:1987年)』、
『ショーガール(公開:1995年)』や
最近で言うと『セッション(公開:2014年)』などにも通ずる部分があります。

要は「自分がのし上がるためには犠牲をいとわない」ですとか、
「何かを得るためには必ず何かを捨てる必要がある」などという考えから、
日常生活や周囲との折り合いが上手くいかなくなっていく様子です。

これはこれで面白い人間ドラマですので見どころの一つと言えます。

やはりこの映画の一番の見どころは劇中に挟まれる曲の歌詞です。

まず、主題歌である「cabaret」です。
(https://www.youtube.com/watch?v=5QS1l1mSDSo)

以下、この曲で私の好きな歌詞です(和訳に間違いがあったら申し訳ございません)

”前はこんな女友達がいたの、名前はエルシー
 チェルシーで4つの汚い部屋を一緒に使っていた娘
 彼女はあなた方が思うような恥じらった花じゃないの
 実際のところ、あの娘は娼婦だったわ

 彼女が死んだ日、隣人は笑っていたわ
 「ああ、ついにクスリと酒に溺れて死んでしまったか」と
 でも私には彼女の死体が女王のように見えたわ
 彼女は最も幸せな死体ね。私が今まで見た中では”

要するにこの抑圧された時代も相まって、
本来、自分のやりたい事をナチスに制限されることへのアンチテーゼでもあり、
簡単に言うと人が個人的に楽しんでいることにケチを付けるベキではないということです。

『退廃的』等という表現がありますが、コインの裏と表で、
見る人が見れば『豪華でセクシー』とも見えるのです。

もう一曲素晴らしい曲がありましてタイトルは「If You Could See Her From My Eyes」
(https://www.youtube.com/watch?v=mEhHeILa3HE)

この曲は劇中に女装したゴリラと踊る演出で歌われます。
以下、この曲で私の好きな歌詞です。

”彼女は見にくく見えるかもしれないけど
 僕の目から見たら世界一美しい
 気が利くし 優しくて 思いやりがある
 人々は 彼女を指さして笑う 
 でも僕の目を通してみたら 彼女は素晴らしい人
 恋に落ちることは罪なのでしょうか?
 もし僕の目を通してみたら........
 到底ユダヤ人には見えないのに!”

この曲はまあ最後の一行を飛ばして自分の恋人に置き換えても素晴らしい歌ではありますが、
これは全世界すべての差別されている人に置き換えてみることができます。

こういった素晴らしい曲と共にこの映画は終焉を迎えるにつれ、
キャバレーのお客は徐々にナチ党員が増えていきます。

この映画から学ぶべき歴史的背景や価値観は沢山あります。

皆様も是非、ご覧になってください。

そして、第1回目の配信と言うこともあり長くなってしまいましたが、
次回からはもう少しコンパクトにいたします。
毎号、目を通していただければ幸いです。

以上。

『20億人の未来銀行』レビュー②

どうも、『二十億人の未来銀行』を読み終えましたので第二章からのレビューを記載致します。

第二章以降に書かれている内容はザックリ以下の通りです。

・なぜバイオ燃料の会社を企業したのか
・著者が大学から就職、起業に至るまでの流れ
・モザンビークの文化
・モザンビークで企業をする難しさ
・これからの課題

などが書かれておりました。

そこで私が印象に残った箇所について感想を書いていきます。

まず、バイオ燃料と一言で言っても大きく分けて2種類あるということを知りました。
一つはバイオエタノールで所謂ガソリンの代わりとして使われるものです。
もう一つはバイオディーゼルで軽油の代わりに使われるもので主に大豆などの植物の油分で作られます。

そもそもモザンビークのような貧困な国でバイオディーゼルの市場を見出すのが非常に困難です。

そこでそもそもある市場を探し、
製粉所の機会を動かすための発電燃料として使用したり、
モザンビークでは漁魚が盛んなため冷やす氷を作るために電気が必要なため供給します。

それでは市場が小さすぎるため著者の会社で3店舗ほどキオスクを運営することとしました。

モザンビークでは買い物をするために物凄い遠くまで移動する必要があるため、
キオスクのニーズは多分にあったとのことです。

キオスクの月商は30万~40万で粗利益率は20%ほどだったとのことです。

キオスクのスタッフは現地のある程度算数のできる人を雇用したそうなのですが、
スタッフによる盗難が相次いでいたそうです。

そこで再発防止のため犯行の手口をとらえるべく、監視カメラを設置したところ、
内部のスタッフが盗んでいる様子がはっきりと映ったそうです。

本人に問い詰めたところ犯行を認めず
「悪魔の仕業だ。黒魔術に対抗する白魔術を遣える呪術師を紹介するよ。」
と、言われたそうです。

そこで著者は白魔術に頼らず、テクノロジーに頼ることにしました。

電子マネーを作りできるだけ現金取引を減らしたのです。

そうしていくうちにその電子マネーで貯蓄をする人が現れたそうです。

そこにフォーカスし著者は銀行を作るに至ったわけです。

貯蓄のデータから信用情報を見出し、収入が多く安定した生活をしている人に対しては融資を可能にしました。

食糧庫を作り、作物を預けたらお金を貸すことで電子マネーの流通量を増やし通貨の信用を上げました。

これがバイオ燃料の会社がアフリカで銀行を営むまでの流れです。

本著にはここまでの流れについて具体的な難点やそれの打開策や、
アフリカならではの予期せぬアクシデント、今後の金融の可能性について等がかかれております。

かなり読みやすく喫茶店でコーヒーでものみながら読めてしまうと思いますので皆様是非ご拝読を。

以上。

『20億人の未来銀行』レビュー①

どうも、弊事務所で書籍の購入を月に3,000分まで負担していただけるということに、
今月からなりましたので早速購入いたしました。

名刺のプロフィールに趣味読書と記載しているため私が率先して読んでいこうと思います。
(税法の勉強も頑張ります!)

私が日ごろつけている”読みたい本リスト”から所長に認めていただけそうなものをチョイス致しました。

タイトルは『20億人の未来銀行』です。
(Amazon)

今回は私が第一章まで読んだためそこまでの内容と、私の簡単な感想を記載します。

ザックリ一言で書くと「アフリカに銀行をつくろう!」という内容です。

著者は日本植物燃料 代表 合田真氏。

合田氏は過去に京都大学で冒険部に所属しており、
様々な国を訪れる中で「世の中から不条理をなくしたい」という思いが高まり企業に至ったとのことです。

具体的には著書の中でこのように述べております。

『自分の運命を自分できめることのできない不条理を制度的、システム的に減らすこと、
その視点からすれば、人間の歴史は少しずつではあるが前進していることを確信できよう。』

もう一つの疑問は、タイトルに『20億人』と書かれており、
アフリカの人口は12億人くらいなのに何が20億人かということです。

それは私が大変参考にしている書評サイトのHONZに記載されておりましたので引用致します。

『本書の冒頭に、「世界銀行の2015年のレポートによると、
銀行口座を持たない成人は現在、世界に約 20 億人」いると書いてある。
つまり、合田氏が言っていた20億人というのは、アフリカだけを相手にしている訳ではなく、
現状のファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)から抜け落ちている世界中の人々を相手にした数字なのである。』

ここまでを前提に、第一章の内容についてです。
タイトルは『新しいお金のものがたり』。

この章で何度も述べられていることは、
『現実』と『ものがたり』についてです。

ここで、『サピエンス全史(Amazon)』
を読んだ私はサピエンス全史でいうところの『フィクション』のことだとピンときました。

サピエンス全史の重要なテーマとして「なぜホモサピエンスは厳しい生存競争を勝ち抜き今もなお、
地球の支配者のように君臨しているのか?」が、述べられております。

その最も大きな理由としてホモサピエンスは『フィクション』を信じる力があったからだと書かれています。
それは『宗教』であり『国家』であり『政治』であり『お金』です。

そういった実在しない概念を集団で信じることができたため他の生物よりも効率的に発展することができました。

これが本著で述べられている『ものがたり』のことです。

では『現実』とは何か。
代表的なものは「食糧」と「エネルギー資源」です。

先進国でのお金、すなわち『ものがたり』では
お金でお金を増やす(複利で増やす)システムが金融と呼ばれ成り立っている(?)のですが、
『現実』が満たされていないコミュニティではこのシステムは全く成り立ちません。

しかし、元来金融とはなぜ必要なのか立ち返ると、
金品、または紙幣であっても現物を大量に遠くまでわざわざ持っていく手間を、
「この人はちゃんとお金をもっていますよー」という証明書1枚でみんなが納得してくれるんだったら
便利だよね!っということなのです。

なので『現実』がみたされていない国々は貧困だから銀行が不要とはならないのです。

そこで合田氏はモザンビークに銀行を設立し、以下のようなビジネスモデルにしました。

『メインの収入源は、電子マネーを使って買い物をする際などの決済手数料とするモデルであり、
預金者個人に金利という形での還元を約束しない代わりに、決済手数料などで得た収益の20%を預金者に還元する。

但し、分配する先は、個人に1%、残りの19%は村単位に分配し、村に分配した分はインフラや事業の設備投資などに使ってもらうというものである。』

というものです。

次章以降にはフィンテックについて、アフリカの情勢について、異国の地でビジネスをする困難さなどが
記載されております。

ここまでの内容を自分で書いてめちゃくちゃワクワクしてきたため、
ブログは切り上げてさっさと家に帰り続きを読みたいと思います。

以上。